アトピーに一番良い油はこれ!

アトピーの私たちは、悪い油を摂ることで症状が悪化してしまうのをご存知でしたか?
もし、あなたが悪い油を摂っているのであれば、今すぐ良い油に乗り換えることをおすすめします。では、良い油とは、どのような油なのでしょうか?
ここでは、悪い油と良い油の見極め方についてご紹介したいと思います。
まずは油の種類を知ろう
油には、三種類あり、それぞれ特徴があります。アトピーにとってどの油が良いのかを知るには、まずこの三種類ついて知る必要があります。
三種類の油
オメガ3(αリノレン酸)
オメガ6(リノール酸)
オメガ9(オレイン酸)
そして、このうちアトピーに悪い油が「オメガ6(リノール酸)」で、アトピーに良い油が「オメガ3(αリノレン酸)」となります。それでは、それぞれの油を詳しく見ていきましょう。
油の種類 | アトピーに | 使い方 |
---|---|---|
オメガ3(αリノレン酸) | 良い | ドレッシング |
オメガ6(リノール酸) | 悪い | ドレッシング、調理 |
オメガ9(オレイン酸) | 中立 | ドレッシング、調理 |
オメガ3(αリノレン酸)
αリノレン酸は、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギーを抑制する効果があり、この三種類の中で一番アトピーに良い油と言えます。αリノレン酸は体内で生成することができないため、食品での摂取が必要となります。
オメガ6(リノール酸)
リノール酸は、アトピーにとっては悪そのものと言い切ってしまってもよいでしょう。摂りすぎは致命傷を招きます。
その理由は、炎症を引き起こしやすく、アトピー悪化に繋がるからです。一般家庭で一番よく使われているのがこのリノール酸なので、知らずに摂っている可能性もあります。今一度確認してみましょう。
オメガ9(オレイン酸)
オレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持する効果のある油です。この油も体によい油ではありますが、アトピーに良いかと言うと、良くも悪くもなく中立という立ち居地になるでしょう。
具体的にどんな油が、オメガ何に分類されるの?
オメガ3(αリノレン酸) | オメガ6(リノール酸) | オメガ9(オレイン酸) |
---|---|---|
しそ油 | サラダ油 | オリーブ油 |
あまに油 | べに花油(サフラワー油) | 菜種 |
魚油 | ひまわり油(サンフラー油) | |
エゴマ油 | 大豆油 |
しそ油、あまに油、魚油、エゴマ油を摂ろう

(出典 http://www.nisshin-oillio.com/oil/healthy/a_linolenic.html)
「アトピーに良い油は?」の答えは、「しそ油、あまに油、魚油、エゴマ油」でした。ただ、これらの油はドレッシングには向いていますが、調理用には向かないため、調理はオリーブオイルを使うようにしたほうが良いでしょう。
まとめ
- オメガ6(リノール酸)はアトピーに悪いから使わない
- アトピーに良いのはオメガ3(αリノレン酸)
- ドレッシングはしそにして、調理はオリーブオイルにしよう
いかがでしたでしょうか?今あなたが使っているのはオメガ何でしたか?もしサラダ油などの、オメガ6(リノール酸)を使っているようでしたら、オメガ3(αリノレン酸)に変更することをおすすめします。
オメガ3を詳しく知りたい方は、オメガ3(αリノレン酸)の注意点と正しい摂り方をご覧ください。